3DM:立命館大学・ハウスセゾン産学連携プロジェクト:プロジェクト概要  
ritsumeikan & housesaison 本研究の意義と独創性

本研究が対象とするメタバースは、近年多数の企業の参入や様々なメディアからの注目を集めていますが、実際にそこへ参加する個人らがどのような意識を持って参加し、行動しているのかについては、その成長とは対照的にいまだ不透明であり、ビジネスの場としての運用やその効果に関してもいまだ十分な研究が進んでいるとは言えません。

本研究は、3Dメタバースにおける具体的な利用課題に対する利用者行動の実態をインワールドにおいて調査研究するものであり、独創的な3Dメタバースの学術研究と言えます。また、本研究は仮想的な3Dメタバースを現実的な産学連携の実践場として利用する点にも独創性があります。

 

本研究の目標

本プロジェクトのテーマは、新たなインターネット上のコミュニケーション空間を理解していくための、最初の重要な一歩だと考えています。メタバースは、今後、様々な用途でわたしたちの生活に浸透してくることが予想されています。それらはこれまでのインターネットツールとどのように違うのか、また、どのような利点と問題点があるのかを明らかにすることによって、新しい情報技術としてのメタバースの社会的な活用に向けた正しい理解と判断を得ることができると考えています。